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ヘルペス脳炎による発熱と薬剤による血小板減少

2019年09月27日
薬を飲む男性

ヘルペスというのは、単純ヘルペスウイルスに感染することによって引き起こされる病気であり、一般的には、感染のあった部位に水ぶくれの小さなものが数多くでき、ずきずきとするような痛みがあったり、かゆみがあったりという症状がみられるものです。
感染した部位によって、くちびる、鼻の下、口の中などを中心とした口唇ヘルペス、性器やその周囲が中心となる性器ヘルペスといった種類分けがなされており、部位に応じてウイルスの型も異なっているのが普通です。

性器ヘルペスの場合には、大人になってからはじめて感染してしまったという人もみられることから、体内に免疫のないこのような場合には、38度以上の発熱や、足のリンパ節あたりのひどい腫れといった症状をともなうことがあります。
しかし、感染したからといってすべてが発熱などの症状に悩まされるのかといえばそうでもなく、自然治癒する人もいますし、皮膚科などを受診して抗ウイルス薬の投与を受ければ、数日でかなり症状も緩和されるものです。

ところが、同じウイルスによる病気として、ヘルペス脳炎とよばれるものもあり、この場合は頭痛、発熱、嘔吐といった急性症状があらわれ、意識障害やけいれん、果ては幻視や人格変化などをともなうこともあります。
したがって、同じく発熱の症状などがあるとはいっても、脳炎の場合は通常とはかなり様相が異なるということになります。

脳炎であれば、ただちに病院に救急搬送となり、抗ウイルス薬も点滴による投与となります。
ただし、この場合は白血球や血小板の減少などの副作用があるため、慎重さも必要となります。
白血球は体内に侵入した細菌を取り込むはたらきを、血小板は出血の際に血を止めるはたらきをする細胞であり、血小板などの減少は身体にとっても大きなダメージとなるものです。

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