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コイヘルペスウイルス病とは

2019年09月07日
葉の上にあるカプセルと緑の粉

コイヘルペスウイルス病とは、コイヘルペスウイルスを原因とするコイの病気です。
1988年にイスラエルで初めて確認され、当初はニシキゴイのみに感染するウイルスと考えられていました。
その後、マゴイなどにも発生する事が判明しました。
同じコイ目コイ科のフナや金魚には感染せず、コイのみに限定して感染するウィルスとされています。
コイヘルペスウイルス病は、現在ではヨーロッパや北米、アジアなど世界中に広がっています。

コイヘルペスウイルス病にかかったコイは、エラがただれる、目がくぼむ、頭部に凸凹が出来るなどの症状が見られます。
また餌を食べなくなり、遊泳が緩慢になります。
このヘルペスには幼魚から成魚まで感染し、発病した場合の致死率は85~90%と非常に高くなっています。
過密な飼育環境などが発症の一因と考えられていますが、発病の原因はいまだ不明で、現在でも有効な治療法はありません。

感染は既に感染した魚との接触や、感染魚が放出したウイルスを含む水に接触した際に発生するとされています。
なおコイヘルペスウィルスに感染したコイに接触したり食べたりしても、人が感染して健康被害を受ける心配はありません。
コイヘルペスウイルスは30℃以上では増殖できないので、体温がこれ以上高い人体では感染ができないからです。

日本に於いては農林水産省が専門家による技術検討会を設置し、まん延防止策について指導を行っています。

コイヘルペスウイルス病の感染を防止するには外からウイルスを持ち込まないことが重要です。
万が一病気が発生した場合は、発生水域内への病原体の封じ込めや消毒などの対策を行います。
近年はインターネットによるニシキゴイの取引や、品評会等への出品による感染が目立っています。

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